蘭の花の季節
6月ももうすぐ終わり、ほどよい暑さの中、蘭の花が次々と咲いています。
今日は現在咲いている蘭の花をひとつご紹介。
こちらの黄色い花はリカステ・アロマチカ(Lycaste aromatica)。
初夏咲きの原種の蘭です。
三角形の大きなバルブを持っています(とはいえ、リカステでは小型のようです)。
葉は薄めで長く、花の咲く頃には古い葉は落葉し、
現在は花の横で新しいバルブとともに出て来始めています。
花はすべて太陽の方を向くので、
窓を目指して、花芽がぐぐぐっと曲がって伸びました。
花ははっきりとした、鮮やかな黄色。
蝋質なので少し透き通っているようにも感じられます。
花弁の先には蜜がつき、アロマチカの名前の通りとても良い香りを放っています。
シナモンのような、甘い香りです。
とても丈夫で育てやすく思います。
花もつきやすいのか、レディー・オーキッドのもとにやってきて3年、
毎年綺麗な花を咲かせ、花を、香りを、楽しませてくれています。
ゆんゆんと花を揺らし、愛らしく咲いています。
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こちらにはなかなかやってこない梅雨。
お休み明けくらいにはやってくるでしょうか?
ぜひ綺麗な蘭の花たちに会いにきてくださいね。