目を引く真っ赤な花色 シンニンギア・カルディナリス
研究室の窓の前に、ひときわ目を引く鮮やかな花色を持つ花がいます。
その真っ赤な花はシンニンギア・カルディナリス。
蕾がたくさんできていると思ったら、ついに花を咲かせたのです。
イワタバコ科 オオイワギリソウ属
明るいところを好む多年草で、茎も葉も花も全身が柔らかな毛で覆われてフワフワ。
英語では"cardinal"というのが「重要な」、「枢機卿」、
または「(枢機卿の衣のような)深紅色」をいう意味。
カルディナリス cardinalis というのは、深紅色の花からきているのですね。
さて、蕾から花が咲くまでの経過というのは存外面白くわくわくするものです。
今回はシンニンギア・カルディナリスの蕾から花開くまでの写真をお見せしますね。
まだころころとした蕾の頃。
先が開いて、赤い花弁が覗いてきました。
赤い花弁がどんどん伸びてきました。
もう少し。
最後に先っぽが開いて、開花です。
真横から。見事な筒状です。
筒の中は…。
いかがでしたか?
今はまた次の花がぐんぐん伸びています。
全ての花が咲いた姿は壮観でしょうね。