LadyOrchid の研究室から

植物の声が聞こえる森の魔女「レディー・オーキッド」の毎日

エピデンドラム・セントラデニウム

先日お話しました、研究室に仲間入りした、蘭のお花。

可愛らしいピンク色の花が目を引くエピデンドラム・セントラデニウム。

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エピデンドラム・セントラデニウム

ラン科エピデンドラム属 Epidendrum centradenium

和名を「桜姫千鳥(サクラヒメチドリ)」と言います。

ピンク色の愛らしい花にぴったりの名前ですね。

冬から春にかけて、小さな花を咲かせる着生ランです。

 

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横から見ると総状花序が美しい。

 

新しいバルブもしっかり出ています。

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ちらりと見えていますが…根は結構たくましい見た目をしています。

 

ピンク色の小さな花は、間近で見るとリップが大きく、

2段構えのようになっています。

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この桜姫千鳥のお花…おわかりになるでしょうか?

写真の明度を落として…こちらの方がわかりやすいかもしれません。

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ピンク色の花弁の表面はまるでラメが乗っているかのよう。

その花はきらきらと輝いています。

 

日中の明るいうちはわかりにくいかもしれません。

辺りが暗くなってきたころ、わずかな明かりでその身を輝かせる、

小さなお姫様です。