バルボフィラム・アンブロシア
昨日、新入りの蘭たちがやってきたお話をしました。
中にはすでに蕾をつけていた子もいたのですが、
今朝、一鉢開花しているのを見つけました。
バルボフィラム属アンブロシア Bulbophyllum ambrosia
直射日光の当たらない薄暗い場所に生息する蘭。
匍匐茎からバルブを出し、バルブの頭には固めの葉が1枚つきます。
花は冬から春に古いバルブの基部から細い花茎を伸ばし、小さな花を咲かせます。
その花姿は、白色の花弁に濃紫色のラインが入り、
どこかキリッとした顔立ち。
違う鉢の子ですが、蕾はこんな感じ。
ふっくらしていてかわいいです。
現在ラボにいるアンブロシアはこの3鉢。
鉢からはみ出すほど自由に匍匐茎を伸ばした新入りくん2鉢と、
縁に沿うように円くなっている落ち着いた古株くん。
横から見ても、立ったバルブと葉っぱがぴょんぴょんしていてかわいいアンブロシア。
若芽を出す頃には、ちょっとひょうきんな一面も。
いつも機嫌の良いアンブロシアなのです。